『お月様こんばんわ』

  お月様こんばんわ        早く僕を起こしてよ          知らない人に「こんにちわ」って

  自由な夜に包まれて       キラキラ眩しい光で          街を歩いてみよう

  眠れないこんな夜は       強い日差し投げておくれ        笑うくらい簡単に

  何か話を聞かせておくれよ    固い僕のまぶた差しておくれよ     人と話ができれば素敵だな

  おかしいねその話        悲しいねその話            おかしいよ僕の街も

  すやすや眠っているのに     人に銃を向けて            箱の中の話なんて

  空から火が落ちてくる      勝ったとか負けたとか         人事さ他人事

  街が赤くただれてく       白だとか黒だとか           誰も痛くはない

  自由の国なんてあるものか    簡単な事なのかな傷つけるってこと   お月様ごめんね

  神様が             でも帰ったら             見たくないよね

  「殺せ」って教えたのかな    「愛してる」なんて言うのかな     聞きたくないよね話したくないよね

  でも僕は信じてる素敵なこと   でも僕は信じてる素敵なこと      でも僕は信じてる素敵なこと

  僕は早く帰ろう         僕は早く帰ろう            僕は早く帰ろう

  そうあの場所へ         そうあの場所へ            そうあの場所へ

  穏やかに微笑んで        穏やかに微笑んで           穏やかに微笑んで

  僕は早く帰ろう         僕は早く帰ろう            僕は早く帰ろう






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